パワーラックは後悔する?|7年使ってわかった本音
パワーラックは、ホームジムに導入する器具の中でもかなり大きな買い物です。価格もさることながらスペースも大幅にとります。『買ったはいいけど、筋トレをやめたら邪魔になるんじゃないか?』『本当にラックまで必要?』そう考えて、購入を迷っている人も多いと思います。
結論から言うと、私はパワーラックを買って後悔したことは一度もありません。ホームジム歴は7年。今まで邪魔だから処分したい・売りたいと思ったことは一度もありません。
ただし、これは誰にでも当てはまる話ではありません。パワーラックを買って後悔するかどうかは、器具そのものよりも、その後も筋トレを続けられるかどうかで私は考えています。
この記事では、実際に7年間使ってきた経験から、パワーラックを買って後悔する人・しない人、そして買う前に確認しておきたいことをまとめます。
パワーラックを買って後悔する?結論、私は全く後悔していない
7年使っても『処分したい』と思ったことはない
私は現在ホームジムでのトレーニング歴は7年で、これまでパワーラックを処分したい・売却したいと考えたことは一度もありません。壊れない限りこれからもずっと使い続けるつもりで、壊れる兆候も全くありません。
唯一後悔していることと言えば、初めから【オールインワン】のパワーラックを購入していればよかったということのみ。
しかし、オールインワンのパワーラックはどれも100万円近くします。当時から今に至るまでそんな大金は無いので、後悔というよりももう叶うことのない夢です。財力がある人は絶対にオールインワンのパワーラックの購入をおすすめします。自宅でしたいトレーニングが何でも叶う夢のような設備です。

パワーラックを買って後悔する人は『筋トレを続けられなかった人』
筋トレを続けられるなら、パワーラックは使い続ける
- ・スクワット
・ベンチプレス
・オーバーヘッドプレス
・チンニング
・その他バーベル種目
・オプションでケーブル種目・ラットプル
パワーラックがあれば、自宅でできるトレーニングがほぼ全て実現します。中でもBIG3と呼ばれるコンパウンド種目は、トレーニングを継続する上で避けては通れない種目です。
つまり、筋トレを続ける限り、パワーラックを使い続けることになるのでそもそも邪魔になることなんてありません。トレーニングという趣味を自宅で行うために必須なアイテムがパワーラックです。
筋トレをやめた瞬間、巨大な鉄の置物になる
筋トレをやめてしまえば、パワーラックはただの大きな鉄の塊です。
筋トレを継続することができず、辞めてしまったらトレーニングをするためのものであるパワーラックは当然不要です。
つまり、『パワーラックを買って後悔するかどうか?』は『筋トレを継続することができるかどうか?』と同義だというのが私の考えです。
筋トレを自宅ですることを決めているならパワーラック(またはハーフラック)は必要です。絶対に必要です。どうしても筋トレを継続する自信が持てない人はハーフラックも選択肢の1つです。ハーフラックであれば場所もとらないし、頑丈な物干し竿として使っておけば邪魔だから処分したいと思うこともないはず。

オススメ|ラックを買う前に、まず三か月筋トレをしてみる(ジム推奨)
まずはジムに入会して『続くか』を試す
ジムへの入会はハードルが高いかもしれませんが、最も手軽で筋トレを体験する手段なのでおすすめです。
ジムを効果的に利用するポイント
・期間は三か月程度
・キャンペーンや入会特典を利用する
・実際に週に何回通えるかを意識(週3回以上は通いたい)
・筋トレが楽しいと思えるかを確認
・ジムに行きたくない理由の分析(他人との共存が要因なら宅トレ向き)
・無理だと思ったら即退会
ここで三か月継続できなかったら、いきなりパワーラックを買うことはおすすめしません。
ラックを物干し竿にしてしまうリスクが非常に大きいです。
ジムに入会している場合、いつかまた行くかもしれないからという理由で入会したままにしておくことは避けましょう。絶対にもう行くことはないので、お金を浪費するだけです。
ジムが怖いなら4万円程度の初期投資で自宅トレを始める

・ベンチ 約1万円
・懸垂マシン 約1万円
・着脱式ダンベル40㎏分 約1.6万円
・ジョイントマット 2000円
・EZバー(必須ではない) 約5000円 合計約4.3万円
自宅でトレーニングを始めてみる場合、自重トレなど手軽にできるものから始めることはおすすめしません。手軽にできるということは手軽に辞めることもできてしまいます。
いつでもどこでもできると思うと、不思議とやる気はでません。
最低限これくらいは揃えることを推奨。
何から始めるべきかはこちらの記事でまとめています。

もっと筋肉が欲しいと思えたら、ホームジムをランクup!パワーラックを購入しても後悔があるはずがありません。
本当に自宅トレにラックは必要なのか?ダンベルだけではダメなのか?
ダンベルだけでも鍛えられる。バーベルを扱いたければラックが必須。
ダンベルでもある程度のレベルなら鍛えることが可能。しかし家庭に用意できるダンベルの重量はせいぜい40㎏が限度。2つあわせても80㎏です。
十分な重量にも思えますが、40㎏もの重りを筋トレのスタートポジションまで持っていくことが非常にリスキー。そして80㎏は強靭な脚を鍛えるには少し物足りなさを感じるようになります。
一方バーベルには場所をとるデメリットを補って余りあるメリットがたくさんあります。
・重さの上限が段違い
・ラックと組み合わせることで安全かつ楽にトレーニングを開始できる
・BIG3の種目が可能
・ミリタリープレスやバーベルカールなど、できる種目が多岐にわたる
・バーベルを扱えるとトレーニングの練度が向上する
トレーニングにおいて扱える重量は非常に重要です。より高みを目指すならバーベルは必ず必要になってくるので、筋肥大の欲望の大きさに応じてバーベル・ダンベルを選ぶとよいと思います。
パワーラックとハーフラック、どちらを選ぶ?
賃貸ならハーフラック、戸建てならパワーラックがおすすめ
私ならラックを置くスペースのことを最優先に考えて、自宅が賃貸ならハーフラック、戸建てならパワーラックを購入します。安定性やできることの多さを考えるとパワーラックはハーフラックの上位互換と言えます。筋トレの沼に浸かる覚悟とパワーラックを置くスペースがあるのなら迷わずパワーラック推奨です。
ただし、使用するスペースが少なくてすむという点は、パワーラックには無いハーフラック最大のメリットです。もしも筋トレが継続できなかった場合、パワーラックの存在感は半端ではありません。超絶邪魔な鉄の牢獄です。
お部屋の景観を損ねたくない場合や、そもそも物理的に置けない・筋トレのスペースは最小限に留めたいなら戸建てであってもハーフラックを選ぶ利点は十分にあります。
どちらにするかは、筋トレにどこまでスペースをさけるかで選ぶとよいでしょう。

もし、パワーラックを選ぶならオプションの多さも考慮する
パワーラックの優れたところは、できるトレーニング種目が多いことと安定性です。パワーラックでトレーニングを行うには最低でも4畳分のスペースが必要になります。余程広いお部屋でない限り、空間の大半をトレーニング器具が占めることになるので、できる種目が多いに越したことはありません。パワーラックは各社様々なので、オプションで増設できるタイプがおすすめです。
私はパワーテック社のパワーラックを使用していますが、マルチチンニングバー、ディップスバーが付属しており、オプションでラットタワー(ラットプル用アクセサリー)を増設することができます。宅トレでは背中の種目が乏しくなりがちなので、ラットプルダウンやシーテッドロウができることは非常に魅力的です。
![]()
■POWERTEC パワーテック 社製 USA WB-PR19 パワーラック【日本総代理店】| ホームジム ウエイトトレーニング パーソナル
パワーテック製パワーラックの詳しい記事はコチラです。

パワーラックで後悔しないために確認しておきたいこと
本当に設置できるスペースがあるか
パワーラック設置に伴う注意点
・本体サイズ
幅 約1.2m × 奥行き 約1.3〜1.5m
・バーベルシャフト+プレート脱着分のスペース
シャフト2.2メートル+脱着分スペース左右30㎝以上
・天井高
本体高さ2~2.2メートル+頭一つ分(懸垂時挙上スペース)
・周囲の動作スペース
ラック本体分+ベンチ移動スペース 最低4畳分
忘れがちなのはシャフトの長さ+プレート脱着分のスペースです。シャフトは2.2mがオススメなので、まず設置予定の場所が2.2mあるかどうかを確かめる必要があります。加えてシャフトにプレートを脱着するスペースがあるかも忘れてはなりません。だいたい30㎝あればなんとか脱着できますが、大柄な人だともう少し必要になってくると思います。

失敗しがちなバーベル選びについての記事はこちらです。

筋トレを続ける生活ができるかどうか

1人暮らしであればトレーニングは気合いのみで継続が可能です。お仕事で残業があっても、どれだけ眠くたって今日は絶対にトレーニングをするぞ!という強い意志力さえあれば筋トレは可能。それが難しいわけですが。。。
ただし、家族がいる場合は全く別のお話になります。かっこいい体であり続けることは世間的にはよいことなのにも関わらず、その体を作るための筋トレや食生活はまだまだ浸透しておらず、怪訝な目にさらされます。特に子供がいるとさらに筋トレ継続の難易度が爆上がり。
パートナーと知り合ったあとに筋トレに目覚めるパターンは、余程パートナーにかっこいい体を求められて始めるケースでない限り、ほぼ継続は不可能なレベルだと思います。
衣食住をともにする人たちからの理解がとにかく難しい趣味なので、まずは納得してもらえるように説得してからのスタートが長い目で見てもおすすめです。
ちなみに私は妻と知り合う前からトレーニングをしていましたが、トレ歴7年目の現在は妻からの目が日々刺さります。ある意味筋トレ継続よりも、この趣味を理解し、許容してもらうことの方が難しいと感じています。
まとめ|パワーラックを買って後悔するかは『続けられるか』で決まる
パワーラックそのものが後悔の原因になることは、私はほとんどないと思っています。宅トレを継続する限りパワーラックは必ず使うことになるので、ラックを購入して後悔する最大の要因は筋トレを辞めてしまうこと。
筋トレを継続できるかどうかなんて、最初はわかりません。おすすめはジムに体験入会してみるか、初期投資4万円ほどでホームジムを製作することです。試しに三か月間筋トレを日常に取り入れてみてから、ラック購入を検討してみてください。
私は筋トレを始めた当時に比べるとモチベーションは低下していますが、7年間でトレーニングは上手になりました。現在は36歳ですが40歳になっても50歳になってもどうにかトレーニングは継続したいと思っているので、パワーラックを購入したことに悔いはありません。むしろ愛着も湧いて買ってよかったと思っています。この部屋からパワーラックがなくなることなんて想像もできないほどです。お部屋で筋トレができる生活は、かっこいい体を維持することに加えて健康のためにも本当におすすめです。
私のホームジムの遍歴はコチラの記事です。


