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パワーテックのレバレッジスクワットは❝フォーム矯正マシン❞だった【レビュー】

じょりお

脚トレの最大の悩みと言えば『スクワット』が難しい。SNSで見るような異常なまでに発達した脚を持つ人たちはもれなくスクワットが上手です。それだけでも太い脚にはスクワットが必須だとわかります。

私はトレーニング歴が9年になった今でもスクワットは苦手意識があるほどなので、数年前にパワーテックのレバレッジスクワットを購入しました。
この記事ではレバレッジスクワットの購入にあたっての注意点を含め、優れた点とホームトレーニーに強くおすすめしたいポイントをレビューします。

結論|スクワットに苦手意識のある人ほど買うべきマシン

レバレッジスクワットを推せる理由
  • パワーテック製品で最も有名なマシン
  • 最大の不安である腰を傷めずにしゃがめる設計
  • スクワットのフォームが自然と身に付く
  • ホームジムでは貴重な脚トレ種目の追加
  • エラー動作が起きにくいので膝の負担も少ない

腰や膝に違和感があり、フリーウェイトではトレーニングができない日でもレバレッジスクワットならできることが多いです。どうしても脚トレをスキップしたくないときに重宝します。


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なぜこのマシンが有名なのか

ジュラシック木澤氏の影響

トレーニング界隈では有名なボディビルダー・ジュラシック木澤さんが運営しているYouTubeチャンネルにて紹介されました。木澤さんの運営するジムでも導入しており、国内屈指の脚を作り上げたメイン種目の1つとして活躍中。それだけでパワーテックのレバレッジスクワットの有能性が証明されたようなものです。

パワーテックのレバレッジスクワットは家庭用のマシンですが、トップビルダーが扱う異常な重量にも耐えているので、家庭用の枠を超えたスペックと言えます。

家庭用としては異例の完成度

一般家庭にジムにあるようなマシンを導入するハードルは高いです。中古市場で入手するか、独自のルートを開拓するしか入手方法はありません。金額とスペースの問題もあるので、自宅に導入することは現実的ではないです。

パワーテックのレバレッジスクワットマシンは価格面とスペース、入手のしやすさ全てを兼ね揃えています。ネットで注文も可能で、組み立ても簡単です。今でこそ似たようなマシンが少し安価で販売されていますが、やはり家庭向けのマシン開発の走りであるパワーテックのクオリティと安心感には敵いません。

レバレッジスクワットの本質

脚トレマシンではなく、『フォーム矯正マシン』

レバレッジスクワットは重りが上下する軌道が決まっています。そのため、軌道に合わせる必要はありますが、踏み台の絶妙な傾斜のおかげで、足を置く位置にさえ気を付ければ、関節に無理なくしゃがめる設計になっています。

腹圧の入れ方や、膝が駆動する向きなど細かいコツはありますが、背骨が地面に対して垂直になるので、重りの負荷がスクワットで傷めやすい腰椎部分に集中しないことが最も優れた点です。腰椎と膝を痛めないしゃがみ方を安全に練習できるので、スクワットの練度向上のためのフォーム矯正マシンという位置づけで私は取り組んでいます。

フリーウェイトのスクワットが難しすぎる理由

  • 関節・筋肉の動員量が多すぎる
  • 自由度が高く、自分に合ったフォーム、正しいフォームに辿り着かない
  • とにかく怪我がつきもの
  • 正解がわからず、怪我をしてはじめて失敗だと気づく
  • バーベルで行うためには、担ぎも練習が必要
  • 負荷が増えると安定してしゃがむ難易度が爆上がり

フリーウェイトは習得できれば体の機能性が向上するので、練習する価値は大いにありますが、習得への道のりが長く険しいものになります。それまでに心が折れてしまっては、元も子もありません。
関節の違和感も付き物になるので、代替できる種目は多いに越したことはありません。特にホームジムでの脚トレのメインはスクワットになるので、スクワットと上手に付き合っていく工夫が必須です。

4年間使用した感想|なぜ安全に効くのか

自然にしゃがめる角度に補正される

パワーテックのレバレッジスクワットには踏み台に独特の傾斜があります。レバレッジの特性上重りが若干弧を描く軌道になるので、その軌道に合わせた設計だと思います。

Screenshot

最初は斜めの傾斜に立つことが難しく感じると思いますが、少し加重してしゃがんでみるとびっくりするほど自然にしゃがめることに気づくはず。
ポイントは少し加重すること。自重だとその不可解な傾斜に無理矢理合わせにいこうと本能で動いてしまいます。加重することで用意されたレールの上を無理なく走ることができます。

実際に重りを担いだスクワットを全くやったことのない筋トレ未経験者の弟が、このレバレッジスクワットをやると、最初こそ立ち方に違和感があったものの、加重してとりあえずしゃがんでみると『なるほど!!』と言っていました。ホント秀逸な設計です。

背骨が垂直に保たれる

恐らくこれも足場の傾斜が関係していると思いますが、なぜか背骨をまっすぐ保ちやすいです。もちろん、あえてお尻をうしろに逃がして、負荷をハムに乗せて挙上することも可能ですが、最初の頃はハム(太もも後ろ側)に乗せて股関節で上げる感覚が乏しいので、はじめは背骨をまっすぐに保ち、大腿四頭筋(太もも前側)に負荷を乗せるやり方をおすすめします。

ポイントは踏み台に置く足の位置をかなり前側に持っていくと、お尻が過度に後方に逃げず上げることができるので、背骨をまっすぐキープしやすくなります。
おしりがうしろに逃げてしまうと、背骨が前傾し、負荷を脚で受けていないと、弱い脊柱起立筋(腰をやってしまった!となるところ)に負担が集中します。強靭な脚の筋肉で耐えるような負荷をその他の筋肉で受けてしまうから壊れてしまうわけです。

大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)に効きやすい

上体が立つことで、ハイバースクワットのようなフォームになり、大腿四頭筋に負荷を乗せやすくなります。バーベルスクワットはローバースクワット、レバレッジでハイバーというように使い分けると太ももを裏表満遍なく鍛えることができ、効率よく太い脚を手に入れることが可能。

ハイバースクワットはローバースクワットとは全く違う姿勢・担ぎで行うため、相応の練習が必要になります。マシンで安定して行えるならバーベルスクワットはローバーに専念できるので、スクワットで迷走することもありません。また、ハイバースクワットは僧帽筋の盛り上がりがまだない初心者の頃は、担ぎでとにかくバーがめりこんで痛いです。レバレッジスクワットなら肩部分に分厚いパッドがあるので、肩の痛みを気にすることなく、脚の筋肉が限界を迎えるまでトレーニングができます。

立ち位置をうしろにして、おしりを引き気味にしゃがむとハムストリングスに負荷を乗せることも可能です。ただし、背骨に傾斜がつくので、負荷がハムに乗っていないと腰を痛める原因になります。立ち位置を変えるだけでもバリエーションが増えるので、工夫次第では脚を多方面で鍛えることができます。

フォームのポイント

マシンで軌道が決まっているとはいえ、スクワットの基本的な注意点を守らなければ怪我につながります。

スクワットの注意点
  • 太ももの向きとつま先の向きを揃えてしゃがむ
  • 背骨はまっすぐ(腹筋を固める意識)
  • 肩をすくめない
  • ボトムで負荷を太ももで受ける
  • 足裏の重心は母指球・小指球・土踏まずの3点を均等に

重心は非常に重要です。重心がぶれないようにしゃがめば自然といいフォームを保つことができます。重心が前やうしろに寄ると、どんなに頑張ってもどこかにエラーが起きます。足裏の感覚は研ぎ澄ませましょう。

デメリットと対策

身長によっては可動域に制限あり

私の身長は168㎝でレバレッジスクワットで深くしゃがむと、セーフティバーに当たります。セーフティバーに当たるとそこで負荷が抜けるので、当たらないギリギリで切り返すか、負荷を抜かずにセーフティにコツンと当ててから切り返すしかありません。

セーフティの位置は変更はできないので、一番おいしい負荷を味わえるボトムの部分を工夫する必要があります。踏み台に硬めのマットをサイズ調整して敷くのが理想ですが、耐久力のあるマットを適正サイズに加工することが難しいので、私はギリギリまでしゃがむことにしています。

サイズと本体重量が大きい

耐荷重が225㎏あるので、本体の重さもそれなりにあり、サイズは奥147×幅140×高157cmです。部屋を圧迫しますが、その圧迫感が普通のホームジムから脱却できます。一気にマニアックな漢の城。

プレートをストックできるので場所も有効活用でき、なによりホームジムでは貴重な脚トレ種目のマシンなのでコスパはかなりいいと思います。私の部屋のスペースはマシンを一つしか置く猶予がなく、何を置くべきか悩みましたが、スクワットで悩んでいたこともあり購入を決意。全く後悔することもなく4年使用しています。

組み立ては大人が2人必要になります。組み立てはシンプルで簡単ですが、重たいパーツを支えながらボルトで固定するため、保持する人がいないとかなりきついです。
構造がシンプルなので耐久性は凄まじいと思います。さすが耐荷重225㎏。このような狂った重量でトレーニングをしてみたいものですが、私の残りの人生を捧げても到底到達できないので安心。

その他の種目のバリエーション

カーフレイズ

カーフレイズもできるように専用の踏み台付き。特に考えなくてもバチバチに刺激が入ります。ダンベルやバーベルでカーフ(ふくらはぎ)を鍛えようとするとバランスを無意識にとるので、負荷が散漫になります。カーフはマシンで鍛える方が圧倒的に効率がよいです。

  • 両足同時に行える
     トレーニング時間を短縮
  • 軌道が固定されているので、足幅は自由
     足幅によってカーフのディテールをカスタマイズできる
  • 高重量でトレーニングできる
     カーフは持久力のある筋肉。高重量で一気に破壊がベスト
  • バランスをとる必要がないので、片足ずつの追い込みもOK
     利き足や骨格の問題で、弱い方をネチネチ追い込める

カーフは遺伝的要素が大きいとされていますが、やはり太く盛り上がったふくらはぎはかっこいいもの。やっている人とそうでない人で差がでやすい部位なので、スクワットのついでにできるのは嬉しい設計。

Screenshot

ショルダープレス(おすすめ)

本来の使い方ではありませんが、ショルダープレスも可能です。肩のフロントにしっかり入るので、試す価値アリです。刺激としては強い収縮感を得ることができます。

レバレッジスクワットは軌道が弧を描くので、押し込む向きが若干前になります。前のめりになって、肩のフロントが最大収縮するまで絞り切ります。
ポイントは顔が前に出るほどバンザイすること。弧を描く軌道が前のめりの体勢をとりやすく、手のひらで重さを支えるところも前腕の関与がないので、より肩に刺激を与えやすいです。

ショルダープレスをするための設計ではない割にしっかり筋肥大しそうな刺激を味わえます。おすすめです。

まとめ|スクワットで悩むならこれで解決

レバレッジスクワットが推せる理由
  • フォームの修正+高負荷の両立
     軌道が安定しているため、練習にも追い込みに最適
  • ホームジムでも脚トレを本格化できる
     スクワットを煮詰めるための絶妙な味変枠
  • 長期的に見てかなりコスパの高い投資
     できる種目は多いに越したことはない
  • 関節を守れるので、怪我のリスクが小さい
     成長の大きな足止めになる怪我を防止できる

筋肉は若ければ若いほど成長が早いです。今日が一番若い日。筋肉の投資は早い方が後々の後悔も少なくてすみます。
特に脚は筋肉の搭載量が多いので、脚の筋肉のための増設は費用対効果が大きいと言えます。パワーラックと同様に価格的にも物理的にも大きな買い物ですが、購入して全く悔いはありません。毎週脚トレの日に活躍しているので、非常におすすめのアイテムです。


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じょりお
筋トレ歴9年のパパトレーニー
筋トレ歴9年目。36歳。身長168㎝ 体重65㎏。工場作業員。 子育てと仕事に追われる日々だけど、こどもにとってはいつまでも自慢の父でありたい! 何もかも平凡なステータスの男が少しでも自分を好きになる方法を発信中。
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