【宅トレ歴6年】ホームジムの欠点4つ|始める前に知っておくべきこと
私がトレーニングを始めたときは、職場から片道20分かけての週5日のジム通いを2年間継続していました。ジムの空気感や充実した設備は大好きだけど、共有スペースがゆえの煩わしさもあります。自宅でトレーニングができたら、いつでも好きなときに好きなだけトレーニングができて、人目も気にならないし、車での移動時間もないなんて夢のようだと思い、徐々にホームジムへと移行しました。現在はホームジム歴6年になりましたが、ジムには行きたいし、トレーニングは惰性で継続している状態です。この記事では、始めてみるまでは想像もしていなかったホームジムのデメリットをお伝えします。これからホームジム製作を考えている人の参考になれば幸いです。
①モチベーションの維持に強い意志力が必要
サボろうと思えばいくらでもサボれる
筋肥大において最もハードルが高く、困難な理由は❝トレーニングの継続❞です。どんなにトレーニングが好きでも、仕事で疲労がたまっていたらトレーニングなんてしたくありませんし、寝不足なら帰って一刻も早く眠りたい。
トレーニングを始めたとしても、毎度やってくるトレーニングのインターバルも長くなりがちになります。周りの目もないので集中力も顕著に低下します。
誰にも迷惑をかけない自分のペースでトレーニングができるというホームジム最大のメリットがそのままデメリットになります。ジム通いにストレスを抱えた経験がないと、強制力のないホームジムでのトレーニングの継続はかなり強い意志力が必要不可欠です。

ひとりぼっちのデメリット
- 見られているかもしれないという緊張感がない
- 順番待ちがないので、短期集中がしづらい
- 自分の限界点を自分で決めつけてしまう
- 継続の理由にコミュニティがない
- 見栄によるプラシーボパワーが湧かない
実際にはジムの人達は他人に興味はありません。それなのになぜか見られているかも・・・という心理が働きます。初心者の頃は意味のない見栄でキャパを超えた重量でトレーニングしがちで、中級者になると誰も見ていないのに限界突破したりします。
誰も自分なんて見ていないと頭ではわかっていても、共有スペースの特性上ヒトの目は良くも悪くも意識せざるをえません。ヒトの目はデメリットにもメリットにもなると言えるでしょう。
それでもホームジムの方が継続できる理由
- ジムに足を運ぶよりハードルが低い
- 少ない時間で強度が低くても継続自体は可能
- 子育てや家事との両立がしやすい
- 他人からのストレスがない
- 場所とお金を使っているので簡単には辞められない
ホームジムは良くも悪くも他人からの干渉がありません。自分のペースで進めることができ、自分以外の存在がトレーニングを辞める要因にはならないので、常に自分の好きなように好きなことを実現できます。
また、15分でも30分でもトレーニングができれば筋肉に刺激を与えられるため、トレーニングの継続が容易です。トレーニングはやらなければそれまでですが、続けてさえいれば必ず成長します。人目を気にしてしまう人ほどホームジムはおすすめです。
②意外とお金がかかる
最低限の設備は約4万円あれば揃う
- ベンチ 約1万円
- 懸垂マシン 約1万円
- 着脱式ダンベル 40㎏分 約1.6万円
- ジョイントマット 約2000円
- アブローラー 1300円
合計39300円
全身のトレーニングが可能かつ最安値で揃えると、だいたいこれくらいの初期投資になります。
省スペースやトレーニング中の効率を求めるなら、着脱式ダンベルを可変式ダンベルにグレードアップすると快適にトレーニングができます。

ただし絶対に満足できなくなる
トレーニング歴が長くなってくると、目標とする体もトレーニングのレベルも必ずあがります。このままの設備で本当に大丈夫なのか・・・?と疑念が湧いてきます。
- マシンの刺激に飢える
- 他の種目がやってみたくなる
- ダンベルやバーベル以外を握りたい
- 対象筋にピンポイントで負荷をかけたい
- ドロップセットで追い込みたい
- 重りの着脱が面倒
宅トレ歴6年の欲望を書き出しましたが、この欲望はホームジムから出ない限り消えることはない悩みです。疑似マシンの増設や可変式ダンベル、ケーブルにTバーなど予算とスペースが許す限りのアップデートを繰り返してきましたが、筋肥大への渇望が常にあるので購買意欲が尽きることはありません。
私のホームジム完成までの道のりはコチラの記事です。

③種目数がジムに比べて圧倒的に少ない
メイン種目はフリーウェイトが中心
ホームジムのトレーニングは、コストとスペースの問題でダンベルかバーベルを使ったフリーウェイト種目が中心になります。ジムでも必ずダンベルは置いてあるくらいなので、フリーウェイトから得られる恩恵は絶大ですが、種目に限りがあることと習得するまでの期間が長いので、飽きや挫折のリスクが常にあります。
マシンはフリーウェイトの欠点を補うためにあるようなものなので、対象筋に負荷を与えるという点では同じですが、使用する目的は全く別物です。トレーニングにおいて選べる種目が多いことは大きなアドバンテージです。筋肉を育成する空間としての質だけに着目すると、筋肥大に特化したジムに軍配があがります。

ホームジムが勝るメリット
- 順番待ちなし
ホームジム最大のメリット。 - 好きなだけ独占できる
まわりに気を使う必要がないことも魅力。 - 衛生面は自己管理次第
使用者は自身のみなので、使用方法は自由。 - 好きなようにジム内をカスタムできる
何を置くかは自分次第。中古市場で選択肢up - 家事・育児と並行してトレーニング可能
家族がいるとジムに行くことは未だ後ろ髪を引かれる行為。
ホームジムのいいところはとにかく❝自由❞!それに尽きます。何をやっても同居人・家主にしか文句を言われません。好きな機材を導入して、気のおもむくがままにトレーニングができることが公共の施設にはない最大のメリットです。
④疑問は全て自分で解決する必要がある
間違いに気づきにくい環境
ホームジムは良くも悪くも自分ひとりだけの空間です。不愉快なことを言われることもなければ、有益なことも誰も何も言ってくれません。初心者の頃はうまくできなくて当然ですが、筋トレは学生の頃行っていた経験からか技術的なことを軽視しがち。ムキムキの学生が少ないように筋肥大は非常に奥が深いです。バーベル種目を最初から上手にできる人なんていないと思います。そのため、間違った動作のまま気づかずにトレーニングを継続しがちです。正しいフォームでトレーニングができていないと、筋肉の発達が遅いだけでなく、怪我でトレーニングができなくなってしまいます。

正しくできているのか常に不安
私はトレーニング歴が9年になりますが、いまだに自分のトレーニングが上手にできているのか、筋肥大に必要な追い込みができているのか不安です。『本当に限界まで追い込めているのか?』はトレーニーの永遠の疑念です。
そのため、有識者に見てもらえる環境は本当に幸せな空間と言えます。自分の限界はここなのか?このまま頑張り続けてもよいのか?考えることが少ないほど、迷いなく筋肥大ロードを走り続けることができます。

対策方法
- 動画を撮る
- 姿見を設置する
- 経験者に意見を求める
- ジムの体験入会イベントに参加してみる
- パーソナルトレーニングを数回利用してみる
- ジムのビジターとして利用してみる
動画を撮ることは非常に有効な手段です。YouTubeのマッチョ達のトレーニング動画と見比べたり、自分のフォームを客観的に見ることができます。自分が思っているよりもずっとトレーニングがへたくそでビックリすると思います。
ハードルはあがりますが、最も早く効果的なのは経験者に見てもらうことです。一番は友人にマッチョがいることですが、マッチョの人口がそもそも少ないので、マッチョがたくさんいるジムに潜入することが近道です。パーソナルトレーニングは教え方が上手な人から指導を受けるので上達も早いですが、デメリットは金銭面。お金も極力かけたくないとなれば、新設のジムの入会イベントに参加することが一番です。私も新設のジムができれば必ず入会イベントに参加して、ジムの空気を吸いに行きます。
ジムに潜入さえできれば、少しハードルはあがりますが、インストラクターかマッチョな会員さんに話しかけてみましょう。マッチョはみんな優しいので、必ず教えてくれるはず。
個人的に最もおすすめなのは、入会して最初の数カ月会費が安くなる特典があるジムに体験入会することです。
『トレーニングが継続できそうかどうか』『トレーニングのやり方を知ったうえでホームジムか会員制ジムか』ジムでのトレーニングに触れてみてから選択することで、迷走することなくトレーニングを継続できると思います。
それでも私がホームジムを選ぶ理由
私がジム会員からホームトレーニーに移行した一番の理由は、トレーニング機材の使用に伴う順番待ちの煩わしさです。ジムの雰囲気は大好きでしたが、一部にインターバル中に長々とスマホをいじる人や、パワーラックやベンチのキープだけして姿が見えないなどの理解に苦しむ行為をする人たちが必ず存在します。ジムはトレーニングを継続しているお馴染みのメンバー以外の入れ替わりが激しいので、変わった人が紛れ込んでくるリスクが常にあります。
できる種目が多いことは大きなメリットですが、使いたいときに使いたいだけ使えないことは、1種目につき3~5セットしたいトレーニーにとって大きなストレスです。公共の施設なので仕方がないことですが、だからこそ節度ある行動ができない人にイライラしてしまいます。私はそのストレスから解放されたので、ある程度のホームジムのデメリットも受け入れることができています。

まとめ|デメリットを理解すれば後悔はしない
- モチベーションの維持
部屋に入ればすぐにジム。続けやすい環境さえあればトレーニングの継続がずっと楽。辞めなければ勝ち! - 初期投資・増設費
最低限の設備から始めて、モチベーションの上昇に合わせて少しずつアップデート。不要なものを選ばないことがポイント。 - 種目数が少ない
フリーウェイトの練習に時間を費やし、体の使い方を学べる。トレーニングの練度があがれば、どんな種目でも習得が早くなり、筋肥大の近道に。 - 情報の取捨選択が自分次第
マッチョの動画を見て練習し、疑問を溜めこんでから有識者に聞いてみる。ポイントはマッチョな体の人に聞くこと。体が知識の数を物語っている。
ホームジム製作を考えている人は、一度ジムに足を運んでみることを強くオススメします。どのような機材があるのかを参考にできるだけでなく、ジムという特殊な空間に対するストレスを知ることが大切です。ホームジムと公共のジムのどちらを選んでもデメリットがあります。どちらのデメリットも知ったうえで選択しなければ、片方のメリットに強く惹かれてしまい、選択を誤ります。自分の生活サイクルに合わせてトレーニングを継続しやすい方を選ぶことが長いトレーニング生活の充実に繋がります。

ホームジムを考えているならまずはベンチ選びがおすすめです。

